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小学生がマインクラフトでプログラミングを学ぶ3つのメリット

「マイクラ」として親しまれるゲーム「マインクラフト」は、小学生から大人まで幅広い年代に支持されているゲームです。Nintendo Switchだけでなくパソコンやスマートフォンでも遊べるデバイス横断型ゲームであり、自宅でも出先でも楽しめるのも利点として注目されました。

近年、マインクラフトをただのゲームではなくプログラミング教材として利用する小中学生が増えています。本記事では小学生がマインクラフトでプログラミングを学ぶべき理由や、具体的な方法について解説します。

目次

マインクラフトって何?

画像引用元:公式サイト | Minecraft

マインクラフト(通称:マイクラ)は、2009年にNotch氏が開発を始めたサンドボックス型ゲームです。

ドットテイストのキャラクターやアイテムを操作し、自然や建造物を自由に創造できるのが最大の特徴。自分だけの街を作ったり、洞窟や野原を探検したり、時にはモンスターと戦ったりしながら、自分オリジナルの遊びを追求できます。

マインクラフトには「クリエイティブモード」と「サバイバルモード」があるので、下記で詳しく解説します。

クリエイティブモードとは

画像引用元:クリエイティブモードとサバイバルモードの違い | Minecraft

マインクラフトの「クリエイティブモード」とは、自由な創造を楽しむモードです。

アイテムやブロックは無限に使用できるため資源不足に悩まされることもなく、操作キャラクターが空を飛べるため広角度からの探索ができます。クリーパーやゾンビなど敵キャラクターも出ないので、バトル要素の少ない穏やかなゲームとして楽しむことも可能です。

マインクラフトを通してプログラミングを学ぶ場合、基本的に「クリエイティブモード」で遊びます。

完成形をイメージし、必要な素材に当たりをつけ、実際に組み合わせていく…という作業の繰り返しなので、敵キャラクターにまどわされることなく集中するのが理想です。クリエイティブモードであれば集中力を維持しやすく、キーボード操作に慣れていない小学生でもゆっくりゲームを進行できます。

サバイバルモードとは

画像引用元:クリエイティブモードとサバイバルモードの違い | Minecraft

マインクラフトの「サバイバルモード」とは、自由な創造と敵キャラクターとの戦いをどちらも楽しめるモードです。

木材・鉱石・食料などの資源を自ら収集する必要があり、時には敵キャラクターと戦いながらフィールドを開拓しなくてはいけないのがポイント。体力ゲージに気を配りながら食事を摂ったり、効率よく敵を倒すための戦略的なアイテム配置を考案したりするため、より高度なプレイを楽しめます。

ゲーム性の高いスリルを楽しめるモードなので、もちろん悔しい思いをすることも多いです。あと一歩のところで倒れて歯がゆい気持ちになったり、苦労してアイテムを集める達成感を味わえたりするのも、サバイバルモードならではの魅力です。

僕は友達とこの「サバイバルモード」であそんでいたことがあります。
敵に負けてしまったときの絶望感を味わいながら、なんとかして倒れないように友達との目標を達成しようとして、かなりハマりました!
グラフィックはすごく古臭いように見えるのですが、それもいい味が出ています。プレイしてみるとその良さを体感できると思います!

子どもがマインクラフトを通してプログラミングを学ぶ3つのメリット

小学校では2020年度から、中学校では2021年度からプログラミング教育が必修化され、プログラミングに対する視線も多くなっています。ここでは、あえてマインクラフトを通してプログラミングを学ぶ3つのメリットについて解説します。

1.論理的思考力が鍛えられる

マインクラフトは一見するとただの冒険ゲームのように感じますが、論理的思考力の育成に最適なゲームです。マインクラフトは基本的に下記の流れを繰り返しながらゲームを進めます。

  1. 自分の理想とする建造物を思い描く
  2. 必要な素材を必要な分だけ用意する
  3. 実際に組み立てながら修正していく

これを繰り返しているうちに、「なぜこうなった?」「どうすればこうなる?」と深掘りして考えるようになり、難しい課題でも論点を整理できる力が自然と身につきます。結果、問題の理由や根本的な解決法を考える論理的思考力が育ち、日々の生活や進学にも貢献するのです。

なお、文部科学省でも論理的思考力とプログラミング教育の関連性について、今で積極的な議論がおこなわれています(※)。論理的思考力は時代を超えて普遍的に求められる力だからこそ、小学生時代に習得しておくのが理想です。

(※)参考:文部科学省「小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する有識者会議」

2.ITスキルが向上する

マインクラフトはパソコンで遊ぶこともできるため、遊びながらキーボードやマウスの扱いに慣れていけるのもポイント。わからない部分を調べるためインターネットを適切に使ったり、マインクラフトアーティストのログを見ながら自分の計画に落とし込んでみたり、ITスキルの向上が図れます。

より高度なプレイができるようになれば、AIや機械学習にも活用されているプログラミング言語「Python」を使ったコーディングで、マインクラフトの世界を作りこむことも可能です。最初はキーボードの操作から、ゆくゆくはプログラミングを活用した効率のよいプレイまで、遊びの幅が広いからこそマインクラフトがおすすめされています。

3.モチベーションを維持できる

マインクラフトは終わりのない創造を楽しめるゲームであり、こだわり方次第で無限のプレイができます。

「ゲームが楽しい」「自分なりにもっと工夫してみたい」というポジティブな気持ちになりやすく、いつの間にかプログラミングスキルを習得していることも。チャレンジ精神や達成感も刺激することができ、小学生のうちに育んでおきたい前向きな姿勢を伸ばします。

一般的なプログラミング学習と違って、「やらされている感」「お勉強感」がないのもひとつのメリット。普段ゲームしてなかなか勉強にやる気がでない子や、親の言う通りにするのが嫌いな反抗しがちな子でも、マインクラフトであれば乗り気になってくれることが多いです。

「教育版マインクラフト」とは?

画像引用元:ホームページ | Minecraft Education

教育版マインクラフトとは、学校・塾・予備校・プログラミングスクールなど教育機関向けのマインクラフトです。プログラミング教育・情報教育・協同学習などの教材として使えるようにした教育向けエディションであり、パソコン版・スマホ版・家庭用ゲーム機版などさまざまな環境に対応しています。

ブロックを壊して素材を手に入れたり、自由に建造物を作ったりできるマインクラフトの楽しさはそのまま維持されているのがポイント。一方、教育版マインクラフトは通常版と比べて下記のような違いがあります。

教育版版マインクラフトの違い
  • 利用にはライセンスが必要
  • Classroom Modeで生徒たちを管理できる
  • プログラミング環境が用意されている
  • 特別なワールドテンプレートがある
  • クラスメイトと共同作業ができる
  • 生徒と指導者が同じアカウントを使ってコツを指導してもらえる

複数人で同時進行しながらプログラミングに挑戦するなど協調性を刺激する使い方もできるので、通常のマインクラフトより教育要素が高くなっています。

その他、ブロックを使って立体的なパズルに取り組む数学的な学びができたり、国ごとに違うマップを探検して文化体験をする地理的な学びができたりするのも特徴です。科目横断型の思考力が求められる現代に合った学習法であり、「楽しみながら学ぶ」ことに特化しています。

子ども向けプログラミング教室「QUREO」の魅力

画像引用元:【公式】 QUREO(キュレオ)プログラミング教室 | 教室数日本一の小学生・子どもからのプログラミング教室

子どものプログラミングスキルを伸ばしてあげたいときは、プログラミング教室の活用がおすすめです。プログラミングに必要な機材が揃っているだけでなく、現役エンジニア講師や子どもの指導に強い教員から直接教えてもらえるため、理解力をグッと伸ばすことができます。

下記では、子ども向けプログラミング教室「QUREO(キュレオ)」の魅力について解説します。

新大学入試を見据えた本格派プログラミングスクール

QUREOでは刻一刻と変化していく入試制度に対応し、中学受験・高校受験だけでなくその先の大学受験まで見据えたカリキュラムを構築しています。

例えば2025年からは大学入学共通テストにおける「情報」科目にてプログラミング問題が加わるようになるため、志望通りの将来を叶えるのであれば対策が欠かせません。特に国公立大学受験の際は「情報」の選択が原則必須となるため、将来的な可能性を模索するため早い段階からプログラミングに着手する子どもたちが増えました。

同様に、都立中高一貫校の「適性検査」など、科目横断型の入試を課す学校でも論理的思考力が問われます。明確に偏差値では測りにくい力だからこそ、専門機関でプログラミングの基礎から本格的なテキストコーディングまで学んでおくのが理想です。

プログラミング能力検定に挑戦できる

学んだことを形にするため、QUREOではプログラミング能力検定に挑戦できる環境を整備しています。カリキュラムもプログラミング能力検定に準拠しており、無駄なく効率的に学べるのがメリット。
日々の授業が検定対策になるからこそ別で試験対策をする必要がなく、塾や他の習い事で忙しい小学生でも無理なく継続できるシステムです。

なお、プログラミング能力検定は2025年の大学入学共通テストから必修となる「情報」のプログラミングに関する範囲への対応も目指しており、順次処理・条件分岐・繰り返し・変数など、プログラミング概念の理解度を体系的に測れます。

合格すれば子どもの自信になるだけでなく、今の立ち位置を可視化することにもつながるので、興味のある人はチェックしてみましょう。

一人ひとりに合わせた個別指導スタイル

QUREOは小学生から高校生まで幅広い年齢層の子が通うプログラミングスクールですが、レッスンは原則として一人ひとりに合わせた個別指導スタイルで進行します。

パソコンやキーボードを触ったことのない子、ローマ字入力ができない子から、高度なプログラミング言語を自在に操る子まで、人により学習レベルはさまざま。

苦手とするポイントやつまづいた課題も一人ひとり異なるので、講師が徹底的に伴走しながらオーダーメイド型の指導を提供します。

また、学年ごとに区切られたカリキュラム単元がないため、やる気次第ではどんどん先に進めるのも魅力です。

小学生のうちにプログラミングやコーディングに挑戦することも、反対に高校生がキーボード操作から学ぶことも自由自在。

わからない」をそのままにしないプログラミングスクールだからこそ、個人のやる気を維持します。

2023年9月から初級コースにマインクラフトが導入済

QUREOでは2023年9月から、初級コースにマインクラフトを導入しています。これにより、初級コースは下記の2パートに分かれました。

QUREO初級コースに設けられている2つのパート
  • 導入パート:教育版マインクラフトを用いてプログラミングを初体験する
  • メインパート:オリジナル教材を用いてプログラミングの基礎的な知識を身につける

「プログラミングって楽しい!」と思ってもらえるような仕組みを増やしたことにより、低学年からのプログラミング学習がより浸透しやすくなったのもメリットです。プログラミングが完全未経験でも子どもの興味を喚起でき、体系的・継続的に学習できるようになりました。

なお、初級コースの後半では実際にゲームを作りながらプログラミングの基礎概念を理解することもできます。
中級コースでは本格的なプログラミング言語を使ってホームページやゲーム開発に挑戦することもでき、初級コースから少しずつレベルアップを狙います。

体験授業に参加してみよう!

子ども向けプログラミング教室「QUREO」では、無料の体験授業を受け付けています。QUREOの教室は北海道から九州・沖縄、アメリカやシンガポールなど海外にまであるので、まずは通いやすい教室をチェックしてみましょう。

小学生・中学生・高校生はもちろん、入学を控えた新小学1年生の体験・見学も歓迎です。また、保護者だけでの見学や授業料に関する問い合わせも受け付けているようです!

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